VvK31
佐川好弘キュレーション
SAGAWA Takahiro curation

文字からの世界線
literal universe/s

2021年12月17日(金)から26日(日)
12:00から18:00 月曜日休み 

小笠原周 
佐川好弘
しまだそう
中村協子
ムラギしマナヴ
横山裕一


KUNST ARZTでは、VvK (アーティスト・キュレーション)
展覧会の31回目として、佐川好弘キュレーションによる
「文字からの世界線」展を開催します。
佐川好弘は、爆発によって「文字」が
飛び出してきたような、ユーモラスでパワフルな
彫刻作品を展開しているアーティストです。
使用する文字は「日本語」が多く、
そのイメージは「漫画」を彷彿させます。
本展は、まさに佐川好弘世界を増幅するかのように、
「漫画」から受けた影響を表現のスパイスに、
自らのオリジナリティを確立したアーティストたち
6組で構成する展覧会です。
(KUNST ARZT 岡本光博)
協力:Nanzuka



多様化するアートシーンにおいて、
文字が影響する作品は少なくない。
有名なところでは、ジャン=ミシェル・バスキアが
思い浮かびます。
何かに訴えかける強いメッセージを
込める事もあれば、記号的に
処理される事もある文字。
「文字からの世界線」と題して、
それぞれのアーティストの表現を集めました。
(佐川好弘 本展企画、アーティスト))



PRESS RELEASE



KUNST ARZT is pleased to present the "World Line from Letters"
curated by SAGAWA Takahiro as the 31th VvK exhibition.
SAGAWA Takahiro is an artist who develops humorous and
powerful "characters" sculptures inspiration from "manga" espression.
In the exhibition, he selected 5 artists who have established
their own originality based on the influence of "manga".






佐川好弘

(上)
カウチポテト君「まだ始まってもいねえよ」
2021
FRP 、アクリル、ウレタン

[couch potato]は、ソファーに座り込んだまま動かず、
主にポテトチップスを食べたり、テレビを見てだらだらと
長時間を過ごす人を、「ソファーの上に転がっている
ジャガイモ」にたとえて揶揄または自嘲した、
アメリカの俗語的表現である。
そんなカウチポテト君が、大それた事を掲げます。


(下)
NEVER ENDING BOMBS
2017
FRP 、ウレタン

紛争が起きてる国に行ったことは無い。
ミサイルが近くの海に落ちたと言われても現実味が無い。
爆弾はイメージとして消化される。




小笠原周

やさしい彫刻
2021
白御影石、マンガ、バーコードバトラーU




しまだそう


2021
アクリル・キャンバス
53.0×45.5cm



photo Kanade SHIMADA

中村協子

(上)
Calm Prayer #1
2021
リネンに刺繍

(上から2つめ)
ILD (I love dictionary)
2007-2020
紙にインク、色鉛筆、水彩




photo Kanade SHIMADA

ムラギしマナヴ

(上)
あっしにはかかわりのねーことでござんす。
2021
アクリル・キャンバス



photo Kanade SHIMADA

横山裕一

カラー土木 エピソード2
2004
c Yuichi Yokoyama
Courtesy of Nanzuka