VvK Programm 16

中山和也 キュレーション
「赤い車が走り抜ける」

NAKAYAMA Kazuya curation
The red car is passing through the gallery


2016年7月30日(土)から8月7日(日)
12:00から18:00 (月曜日休み)



井上祐希 / INOUE Yuki
インテクスト / intext
小宮太郎 / KOMIYA Taro
清水克久 / SHIMIZU Katsuhisa
杉本龍哉 / SUGIMOTO Tatsuya
中本結 / NAKAMOTO Yui
中山和也 / NAKAYAMA Kazuya
パラモデル / PARAMODEL
藤本由起夫 / FUJIMOTO Yukio
冬木遼太郎 / FUYUKI Ryotaro




茶色のビルの1階にはフランスリボンの看板があり、
手芸材料の店が開いている。3階の窓はカーテンが
開いている。灰色のビルの1階はシャッターが下り、
2階も3階もカーテンが閉じている。うどん、そば「お福」
の暖簾がでている。灰色の空のもと、赤い車が走り抜ける。
中山和也 (アーティスト、本展キュレーション)




KUNST ARZTでは、VvK(アーティストキュレーション)の16回目として、
中山和也キュレーションによる「赤い車が走り抜ける」展を開催します。
本展では、ギャラリーには作品的なモノは何もありません。
作品鑑賞の場は、三条通りに面しているギャラリーの窓からの景色です。
アーティスト10人は、窓から見えるどこかに何かを仕込みます。
中山和也ならではのウィットに富んだ大胆な企画と
街中にコミットせざるを得ないアーティストたちの試みをお見逃しなく。
(KUNSTARZT 岡本光博)




井上祐希 / INOUE Yuki
パラオからギャラリー監視

パラオ島を歩き回り、ちょうど良さそうな場所にギャラリーの椅子を設置し、
会期中はそれに座り続けた。
偶然その場所は戦時中の日本軍の水上機基地の跡地だったという。


1995年 大阪市生まれ
2008年 尼崎市立上坂部小学校卒業
2011年 大阪市立夕陽丘中学校卒業
2014年 明浄学院高等学校卒業
2016年 京都造形芸術大学情報デザイン学科中退




インテクスト / intext
red car


外山央、真下武久、見増勇介によるグループ。
2014年 letters in transition(standing pine/愛知)
2014年 phono/graph(ギンザ・グラフィック・ギャラリー/東京)
2014年 stolen names(京都芸術センター/京都)
2015年 VOLTA 11(バーゼル/スイス)




小宮太郎 / KOMIYA Taro
垂直で水平な風景(を撮る)


1985年 神奈川県川崎市生まれ
2013年 個展「8.8%」(HOTEL ANTEROOM KYOTO/京都)
2014年 個展「LIVING ROOM -虚像日本」
(Tresure Hill Artist Village/台北)
2015年 個展「ざんぞうだよ」(ギャラリー門馬/札幌)
2016年 漂流V “安部公房へのオマージュ/写真とヴォイアリズム”
(g/p Gallery東雲/東京)
2016年 京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻(博士)修了




清水克久 / SHIMIZU Katsuhisa
バタフライエフェクト


1960年 京都市生まれ
1998年 現代美術センターCCA北九州
リサーチプログラムアーティストコース修了
2007年 個展(ストリートギャラリー/神戸)
2010年 八幡クロニクル -夢の記憶、八幡の未来-
(八幡市民会館/北九州)
2011年 個展
(the Experimental Gallery at Tunguhals 19/レイキャビック)




杉本龍哉 / SUGIMOTO Tatsuya
道が広いからかもなぁ


1993年 高知市生まれ
2016年 京都造形芸術大学情報デザイン学科映像メディアコース修了




中本結 / NAKAMOTO Yui
the vending machine is singing on the street
(アーティストの指示でジュースの並びが決められている)


1991年 滋賀県生まれ
2014年 京都造形芸術大学芸術学部 美術工芸学科油画コース卒業
2014年  Tourbillon XII (Oギャラリーeyes/大阪)
2016年 京都造形芸術大学大学院修士課程
芸術表現専攻ペインティング領域修了




中山和也 / NAKAYAMA Kazuya
ピンクの川


1969年 千葉市生まれ
2000年 現代美術センターCCA北九州
リサーチプログラムアーティストコース修了
2013年 mountain, river/ consideration in the foreign voyage
(サン・ザッカリア河岸/ヴェネチア、デュイスブルク駅周辺/デュイスブルク)
2014年 mountain, river/ consideration in the foreign voyage/ USA
(ステラダラス/ニューヨーク)
2015年 mountain, river/ consideration in the foreign voyage/ USA
(フラッシングメドウズコロナパーク/クイーンズ)




パラモデル / PARAMODEL
*本展では林泰彦(2001年 京都市立芸術大学構想設計専攻卒業)氏のソロ参加。
ある窓からの風景
念写ドローイングのためのルール
1 : 部屋の中に任意のビューポイントを設定し、視点を固定する。
2 : 時間と天候の組み合わせで、下記のルールを選択する。
3 : 頭の中でイメージし、念写する。
ルール

12:00-13:00 白のみを抽出
13:00-14:00 硝子のみを抽出
15:00-16:00 影を抽出
16:00-17:00 建物の角に点を設定し、それぞれの点を線で繋ぐ
17:00-18:00 光を抽出

12:00-13:00 グレーのみを抽出
13:00-14:00 金属のみを抽出
15:00-16:00 影を抽出
16:00-17:00 窓枠の角に点を設定し、それぞれの点を線で繋ぐ
17:00-18:00 光を抽出

12:00-13:00 黒のみを抽出
13:00-14:00 木のみを抽出
15:00-16:00 影を抽出
16:00-17:00 丸いモノの中心に点を設定し、それぞれの点を線で繋ぐ
17:00-18:00 光を抽出





藤本由起夫 / FUJIMOTO Yukio
there


1950年 名古屋市生まれ
2014年 retard(シュウゴアーツ/東京)
2015年 THE BOX OF MEMORY(京都アートホテルズクマグスク/京都)
2015年 Sound and Vision - David Cunningham and Yukio Fujimoto
(Laure Genillard/ロンドン)
2016年 Broom(Coal)/ Tokyo(シュウゴアーツウィークエンドギャラリー/東京)
第49回(2001年)・第52回(2007年)ヴェネツィア・ビエンナーレ(イタリア)に参加




冬木遼太郎 / FUYUKI Ryotaro
 上: Golden
 下: driver


1984年 大阪府生まれ
2010年 京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
2014年 Making Sense Out of Nonsense(京都芸術センター/京都)
2014年 5 holes(サイギャラリー/大阪)
2015年 Before Night Falls 夜になるまえに(ARTZONE/京都)
2016年 Ryotaro Fuyuki solo exhibition(サイギャラリー/大阪)




連日トークイベントを開催しました

7月30日(土)16:00から 中山和也

7月31日(日)16:00から 冬木遼太郎

8月2日(火)16:00から インテクスト見増勇介

8月3日(水)16:00から 井上祐希+杉本龍哉

8月4日(木)16:00から 藤本由起夫

8月5日(金)16:00から パラモデル林泰彦

8月4日(土)16:00から 小宮太郎

8月7日(日)16:00から 清水克久

7月31日(日)16:00から 冬木遼太郎アーティスト・ト・トーク風景


8月3日(水)16:00から 井上祐希+杉本龍哉アーティスト・ト・トーク風景
パラオからskyapeをつないでのトーク。


8月4日(木)16:00から 藤本由起夫アーティスト・ト・トーク風景


8月7日(日)16:00から 清水克久アーティスト・ト・トーク風景









関連イベント:

7月30日(土)16:00から
中山和也トーク

8月2日(火)16:00から
インテクスト

8月3日(水)16:00から
井上祐希+杉本龍哉

8月4日(木)16:00から
藤本由起夫

8月7日(日)16:00から
清水克久