吉田 芙希子 個展
YOSHIDA Fukiko solo exhibition

美的男子 在ル世界 
Aesthetic boy


2019年9月7日(土)から15日(日)
12:00から18:00 月曜日休み


PRESS RELEASE


KUNST ARZT では、2度目となる
吉田芙希子の個展を開催します。
吉田芙希子は、憧れの美青年を
追求し続けるアーティストです。
その彼をフューチャーするための装飾部分を
プラスすることによって、独自の世界を構築しています。
本展では、ハイブリッド化していく現代を反映し、
これまで敢えて避けてきた
エキゾチックな装飾を取り入れ、
アーティストの代名詞的に扱われる
レリーフ形態ではなく、油彩表現(そもそも京芸油画卒)を
メインに構成するという
2つの挑戦があります。ご注目ください。
(KUNST ARZT 岡本光博)





以上、個展「美的男子 在ル世界」より
photo by OFFICE MURA PHOTO



展覧会ステートメント

近頃とても気になる中国風、
今流行ってますよね?
らんま1/2のリアル
なんかモサ可愛い中国エッセンス、エトセトラ

私は美青年と装飾を組み合わせ、
作品を制作してきました。
装飾は、美青年の属性であり、
美しさを助長する重要なものです。
私の美青年のルーツは、
70年代頃の少女漫画に出てくる、
日本語を話す西洋の男の子です。
彼らの多くは、彼らと親和性の高い
西洋風の装飾と共に描かれてきました。
私の作品においても、美青年を彩る装飾において、
他のエキゾチックなモチーフを避け、
当たり前のように西洋風の装飾を主に選んできました。

ある装飾を〇〇風ということは、
ざっくりとその世界観を囲い、
その世界の特徴を大まかに決定して、
大体わかった、ということを表します。
私は西洋風以外の〇〇風な装飾を使うことで、
美青年像が、より狭い世界の中の存在に
なってしまうことを恐れていました。

しかし、装飾とは本来、様々な文化が
影響を与え合って形作られてきたものです。
実際それぞれのジャンルの装飾の間には、
はっきりとした境界は無く、
地続きに繋がっています。
それは装飾という、
一つの世界のようなものなのだと思います。
つまり〇〇風とは、ジャンルごとに区切られた
狭い世界の中のものではなく、
大きな世界の一片を見る、
窓のようなものなのです。
私は美青年を通して、
その世界を見たいのだと思います。




ミスター.スノードロップ 
Mr.Snowdrop

2015
W247cm×H169cm
石粉粘土、胡粉




ミスター.リリウム
Mr.Lilium

2015
石粉粘土、サーフェーサー




ドローイング

2015
紙、ペン、水彩




たそがれくん

2014
H71mm×W49mm
樹脂、油彩、ウレタン塗料など
\9800
ed.30



以上、個展「メレンゲの部屋」(2015)より 



アーティストステートメント

私は憧れの美青年像を制作しています。
彼を線で描きます。すると彼は出現します。
彼を象徴する装飾を描き足します。
その装飾は、彼を取り巻く“空気”のようなものです。
私がみている彼がいる景色は、風景ではなく、
世界なのだと思います。




経歴
1988年 滋賀生まれ
2011年 京都市立芸術大学美術学部油画専攻 卒業
2013年 京都市立芸術大学大学院
 美術研究科絵画専攻油画 修了

〈個展〉
2015年 メレンゲの部屋、KUNST ARZT、京都
2013年 夏の夜の夢を見る
H.P.FRANCE WINDOW GALLERY/東京
2012年 Happy of the Day/京都市立芸術大学小ギャラリー

〈主なグループ展〉
2018年 第21回岡本太郎現代芸術賞展、
川崎市岡本太郎美術館、神奈川
2018年 FACE U、gallery morning、京都
2018年 Mellow in May、Shonandai Gallery、東京
2017年 唐仁原希・吉田芙希子「Septile」、
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、京都
2016年 「1_WALL」展 、ガーディアン・ガーデン、東京
2016年 BIWAKO大賞展、滋賀県立近代美術館、滋賀
2016年 琳派400年記念 新鋭選抜展〜琳派FOREVER〜、
京都府立京都文化博物館、京都
2015年 琳派400年記念 新鋭選抜展/京都文化博物館
2013年 アートアワード東京丸の内2013/行幸通りギャラリー
2012年 アートピーポーマッピン/@KCUA/京都

<アーティスト・イン・レジデンス>
2016年 滋賀県立陶芸の森、滋賀

〈コレクション〉
京都市立芸術大学資料館
京都銀行
三菱地所

〈受賞歴〉
2017年 滋賀県次世代文化賞
2016年 BIWAKO大賞展 大賞
2015年 NHK京都放送局長賞/琳派400年記念 新鋭選抜展
2013年 H.P.FRANCE 賞/アートアワード東京丸の内2013
シュウ・ウエムラ賞/アートアワード東京丸の内2013
大学院市長賞/京都市立芸術大学 作品展



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彩牡丹七角 虎顔君
2019
H953×W1195mm
パネルに油彩、ミクストメディア
\ 350,000

彩花文菱形 小籠包君
2019
H460×W400mm
パネルにアクリルペイント、
ウレタンコーティング
\ 56,000

彩花龍文 美眉郎
2019
H560×W560mm
パネルにアクリルペイント、
ウレタンコーティング
\ 78,000