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山下 茜里 個展 YAMASHITA Akari solo exhibition NAKED 2022年3月22日(火)から27日(日) 12:00から18:00 KUNST ARZTでは、2年前の初個展以来となる 山下茜里の個展を開催します。 山下茜里は、皮膚さえもノイズと捉え、 皮膚を剥がされたような人体表現を通して、 ヒトの本質を追究するアーティストです。 剥き出しの巨大な眼球が立ち上がる 「unborn No.1(2021)」、 床下には血の海のように皮膚の無い人々が蠢く 「beyond the skin No.1-3(2021)」など、 狂気スレスレのインパクトのある表現は、 染色技法を駆使し、 また膨大な時間を費やして丁寧に仕上げられ、 生み出されています。 ご注目ください。 (KUNST ARZT 岡本光博) 展覧会コンセプト 真の「裸」とは、皮膚をも脱いだ状態ではないだろうか。 沢山の、極細やかな違いを判別して、 あなたは「あなた」であると認識される。 わたしが「あなた」を表現するとき、 身に纏っている薄い皮膚や毛は、 とてつもなく過剰なノイズであり情報である。 一方その皮膚や毛は、外からの刺激から 身を守る強固な殻、最後の砦でもある。 ノイズも情報も殻も砦も、 全てを脱ぎ去った「あなた」をわたしは見てみたい。 PRESS RELEASE YAMASHITA Akari (b.1997, Osaka pref, lives and works in Hyogo) is an artist who pursues the essence of human beings through the image of skinless people. They are created by using dyeing techniques and spending an enormous amount of time to carefully finish them. She earned her master's degree in a textile course at Kyoto Seika University. |
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個展 「NAKED」(2022)展示風景 by Office Mura Photo |
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unborn No.1 2021 1500×700×500mm 蝋染め/反応染料 |
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beyond the skin No.1 2021 1900×1900mm 蝋染め/反応染料 *楽空間祇をん小西でのインスタレーション 隠すことを選ぶとき、そこには必ず理由がある 私達はだから、他人の隠したものを容易く捲ってはならない 隠されることは、人目に触れさせないこと 隠されているものたちは、私達の目から隔てられ、 たとえば一枚の布を超えたところにに存在している けれども、そんなものたちは眼を開き、 僅かな陽の光を取り入れられる時を待ちわびているのかもしれない だから私はあえて、隠しているものをほんの少し捲って見せたい |
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pan-option 2020 2500×2500×1500mm 蝋染め/反応染料 *ギャラリーマロニエでのインスタレーション pan=全てを opticon=見る 「誰一人にも、見られてはいないと思っていました」 こんなことはあり得ない あなたが存在する限り、あなたは常に誰かを見て、 誰かに見られていることを 忘れてはならないと思っています。 |
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アーティスト・ステートメント 自分、そしてこれまでに出会った人々、 その誰しもが「ヒト」という単一の生き物です。 その明白な事実と、自分が「人間」であることへの執着、 生き物としての「ヒト」への強い興味から、 「人間」を表現し続けています。 かつて遭遇した、ヒト特有の「ことば」や「ふるまい」をもとに、 わたしは作品を作ります。 そして、その作品が誰かに見られる光景をわたしが見つめる、 そうした流れの中にわたしの作品は存在します。 また、「目」はわたしが「人間」を表現する上で不可欠な要素です。 人の目は、他の生き物にない眼差しと、 その内にある個人性を強く覗かせます。 それは「目」が人体で唯一むき出しにされた 透明の臓器だからかもしれません。 |
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個展 「BORDER」(2020)展示風景 by Office Mura Photo |
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経歴 1997年 大阪に生まれる 2021年 京都精華大学博士前期課程修了 個展 2020年 BORDER (KUNST ARZT/京都) 2020年 PANOPTICON (gallery maroine/京都) 2021年 beyond the skin (楽空間祇をん小西/京都) グループ展 2016年 Textile performance (京都精華大学/京都) 2017年 テキスタイルのすみっこ展 (gallery kara-s/京都) 2017年 いとから展 (gallery maronie/京都) 2018年 創造的トローイングー作家になるためにー (gallery fleur/京都) 2018年 fermata (アートギャラリー北野/京都) 2018年 めいそう(堀川御池ギャラリー/京都) 2018年 京都精華大学展2018 オープンラボ (京都精華大学/京都) 2018年 戦う女達7人衆 (gallery maronie/京都) 2018年 SEIKA-Jack (ギャラリーフロール/京都) 2019年 you can be the outcast (アートギャラリー北野/京都) 2019年 京都精華大学卒業制作展2019 (京都精華大学/京都) 2019年 京都精華大学選抜展 (ギャラリーフロール/京都) 2019年 Textile X7 (gallery maronie/京都) 2019年 第22回染・清流展 (染・清流館/京都) 2019年 祈り-9stories- (gallery maronie/京都) 2020年 創造的ドローイング祭+インスタレーション (京都精華大学/京都) 2020年 TEXTILE2020 (gallery maronie/京都) 2021年 創造的ドローイング展 (ギャラリーフロール/京都) 2021年 PICKS (サテライトスペースDemachi/京都) 2021年 京都精華大学修了制作展2021 (京都精華大学/京都) 2021年 New Lifestyle -マスク&エコバッグ- (gallery maronie/京都) 2021年 SUIKEI ART FAIR OSAKA (Zentis Osaka/大阪 2021年 A-Lab Artist Gate 2021 (あまらぶアートラボA-Lab/兵庫) 2021年 体内で満ちて (ART SPACE NUI/京都) 2021年 第23回染・清流展 (染・清流館/京都) 2021年 VIGOR (gallery maronie/京都) 受賞歴 2017年 第55回兵庫県展 部門大賞(知事賞) 工芸部門 2018年 第14回世界絵画大賞 入選 2021年 第2回丹波アートコンヘ゜ティション 大賞 |
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bullet-弾眼- 2021 2000×9500mm 蝋染め/反応染料 鏡は割れると何も映さなくなる。 あなたを映さない「目」を作るには、 その「目」を割ってしまえば良いと考えた。 銃弾が鏡を一瞬で破砕する様を思い出した。 あなたが銃弾のようにわたしの目を破砕した時、 わたしの目にはあなたは映らなくなる。 |
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naked No.3 2022 綿・反応染料・わた 展示状態 1400×450×25mm 全長約1100mm \ 60,000 フレキシブルな構造であり、 自由なポーズが可能。 Flexible structure allows free posing. |
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tingle No.1 2022 綿・反応染料・わた・アクリル Cotton, reactive dyes, wadding, Acrylic Box 200×900×500mm \ 300,000 |
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cryptid No.11 2019 870×457 mm 綿・反応染料 \ 50,000 |
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vigor No.9 2020 綿・反応染料 cotton, Reactive dye 330×120×120 o \ 15,000 |