渡辺 絵梨奈 個展
不安定な像たち 

WATANABE Erina solo exhibition
unstable images


2023年10月31日(火)から11月5日(日)
12:00から18:00

KUNST ARZTでは、昨年に引き続き、
渡辺絵梨奈の個展を開催します。
渡辺絵梨奈は、シルクスクリーン作品と
ストレートフォトで「在る」ことを考察するアーティストです。
本展は、銀箔を用い、光を凝縮したかのような
シルクスクリーン作品と、ojineシリーズとして、
高齢化社会を反映するかのように、
街なかで謎の行動をしているおじさん、おばさんを
写したユーモア&ペーソスを兼ね備えた
作品群からの構成です。
(KUNST ARAZT 岡本光博)




【展覧会コンセプト】
私たちは確かにここに存在しているが、
他者の介在によって不安定な存在になりうる。 
他者の視線によって、自らが認知している姿とは
別の姿が現れることもあれば、
透けることもある。常に不確かな存在。




PRESS RELEASE



WATANABE Erina (b.1995, Hyogo pref, lives and works in Kansai)
is an artist who creates silkscreen works
with a structure similar to a liquid crystal screen
from the world captured by a camera.
She earned her master's degree in
a ceramic expression course at Kyoto Seika University.




line of sight 1
2023
シルクスクリーン、アルミ箔
420×297mm



個展「不安定な像たち」(2023)展示風景
photo by WATANABE Erina




the clue
2022
850×1204×20mm
パネルにシルクスクリーン/アルミ箔




whereabout
2022
インクジェットプリント/ ターポリン
1456×1030mm




ハーフウェー 
2022
545×394mm 
シルクスクリーン/アルミ箔




個展「光を感じること」(2022)展示風景
photo by WATANABE Erina



経歴

1995年兵庫県生まれ
2018年京都精華大学芸術学部版画コース修了

個展
2017年 pitfall” (アトリエ三月・大阪)
2020年 気楼と魚 (kumagusukuSAS・京都)
2022年 光を感じること(KUNST ARZT・京都)

グループ展
2017年 180メッシュでお願いします(kara-S・京都)
2017年 SICF18(スパイラルガーデン・東京)
2018年 Kinoprint2018 (ギャラリーヒルゲート・京都)
2018年 Show case “girls”(アトリエ三月・大阪)
2019年 FLAG (アトリエ三月・大阪)
2020年 心覚えをたどる(hatoba cafe/Gallery・京都)
2023年 NUANCE (NU茶屋町8F・大阪)




ojine
2021
オフセット印刷
148×210mm
日常的に撮影しているおじさんの行動に注目したスナップのzine。




無意識と摩耗
2019
シルクスクリーン/アルミ箔














for the collection of
WATANABE Erina's works