高石 茉耶 個展
TAKAISHI Maya solo exhibition

How come world is beautiful?

2018年7月3日(火)から8日(日)
12:00から18:00

KUNSTARZT では、高石茉耶の個展を開催します。
高石茉耶は、主に現代都市の風景を、蜃気楼のように、
光と透明感のある世界にイメージ変換するアーティストです。
既視感を揺さぶる、これらのイメージは、インスタレーション、
染色技法、グラフィック、映像、ファッション…と
多岐にわたる形式で表現されます。
しかし、近年、魂の存在について考察する体験を通して、
見える世界と見えない世界についての、
よりディープな展開が期待されます。ご注目ください。
(KUNST ARZT 岡本光博)




寛容さはどこから来るのだろう


2016
インクジェットプリント シルクスクリーン
ポリエステル 綿 木材




dress_river
2016

dress_tokyo
2016
ワンピース
ポリエステル100%




meme
2010-17
ポストカード



アーティスト・ステートメント

最近大きな失敗をした。
「人は死んだらどこに行くのか」。
そんなことを考えるような出来事だった。
物質的なこと(身体)と、精神的なこと(魂)に
分けこのテーマについて考えた。
今回の作品は物質的なことからヒントを得た。

聞きかじった知識を書くと、
私が一回呼吸するたびに、
誰かがどこかで一回呼吸したときに吐いた空気の分子を、
5個くらい吸い込んでいる計算になるらしい。
そして「体重60kgの人体を完全にガス化して、
地球の大気に均等に混ぜたと仮定すると、
おおざっぱな概算で、空気1リットル中に
約10万個の原子が含まれる計算になる」そうだ。

更に聞きかじった話を続けると、人の細胞は60兆あり、
その一つ一つは沢山の原子で構成されている。
そして原子は原子核と、
その周りを電子が飛んでいる構造をしている。
確かにこの辺りは中学校の理科で習う。
それで、電子を撮影した実験があるらしい。
目に見えずかつ高速移動するこれを捉える
この実験は成功している。止まるらしい。
撮影しようとすると、電子は止まる。
しかしどうして電子の運動がその時止まるのか、
よく分からないらしい。それで真面目に
こう言う研究者もいるそうだ。「電子には心がある」。

例えば人体を焼いたりして気体になり、
分解されて目に見えないレベルの大きさになって、
でもその大きさになっても「心がある」可能性が
あるのだとしたらどうだろう。そしてそれが私が
1回呼吸するたびに、5個くらい吸い込んでいる
可能性があるのだとしたらどうだろう。
ああこれは誰かが吐いた空気の分子か。
でも似たようなものだろう。

この話が本当ならつまり、生き物が死んだら、
身体も心も分解されて世界に溶ける。「この世は
たくさんの心が溶けた世界である」。
そうだとしたらそれはとても素晴らしいことだ。
私はその中を生きているのだ。

どうして私は写真撮るのか。またそれを重ねたら
美しくなると感じてるのか。こう考えると理解でき
たような気がする。歴代の生き物の心が
散らばってる世界相手なら、私の心が揺り動かされて
当然だ。心が世界に散らばっているから、
この世界は美しいのだ。




solid clear

2013
インスタレーション シルクスクリーン
絹 綿 酸性染料 反応性染料




無題

2012
インスタレーション インクジェットプリント 
シルクスクリーン ポリエステル



経歴

1990年4月6日大阪生まれ

2013年 京都精華大学芸術学部
素材表現学科テキスタイルコース卒業
2013年-2015年 広告制作会社勤務
2015年-2016年 スポーツ系アパレル会社勤務
2016年-現在 インテリア雑貨店勤務

・展覧会歴
2012年 グループ展 SO 立誠小学校
2016年 グループ展 縫 ギャラリーマロニエ

<instagram>
https://www.instagram.com/canape_mty




無題

2012
インスタレーション シルクスクリーン
アルミバルーン 顔料









寛容さはどこから来るのだろう
2017
インクジェットプリント 
シルクスクリーン
ポリエステル 綿 木材
\ 50,000
*4枚組のうちの1点

dress_tokyo
2016
ワンピース
ポリエステル100%
\ 42,000

dress_river
2016
ワンピース
ポリエステル100%
\ 42,000