清水 紗希 個展
SHIMIZU Saki solo exhibition

boundary


2019年11月12日(火)から17日(日)
12:00から18:00


KUNST ARZTでは、昨年に引き続き3度目となる
清水紗希の個展を開催します。
清水紗希は、針金で街並みを
描くように形作るアーティストです。
本展では、2016年から開始したA4サイズの区画の「街」
約100枚をメインルームに展示する構想です。
鑑賞者の視点によっては、照明で銀色に輝くこともあれば、
街の影だけが見えることもあります。
それら無人の街並みが見せる陰陽の様は、
シンプルな表現だからこそ、淡々と流れる日々の無常観や、
そこに住んでいるであろう人々を想像させます。
コツコツと続けることで、
構築した「大都市」を散策しに来てください。
(KUNST ARZT 岡本光博)


PRESS RELEASE





展覧会コンセプト

どんな場所にも「境界」というものが存在する。
それは目に見える「線」としてであったり、
漂う「空気」の違いであったり。
また、その境界に隔てられた
それぞれの場所がもつ意味や感じ方は人によってことなる。
誰かにとっては楽しい場所でも、
誰かにとっては苦しい場所になっていたり。
一方的に見ると悲しい場所が誰かにとっては
幸せに満ちあふれた場所であったり。
楽しい/苦しい
嬉しい/悲しい
にぎやか/寂しい
豊か/貧しい
生/死
内/外
広がり続ける街の中に相反する境界がいくつも存在する。
それが良いとか悪いとかではなく、ただそこに存在している。




以上、個展「boundary」2019展示風景より
photo by Den Namiki, Shimizu Saki, KUNST ARZT




以上、個展 『expand』2018より
photo by OFFICE MURA PHOTO 




街 No.2

2015
210mm× 297mm
針金♯30









街 No.6

2016
210mm× 297mm
針金♯30




街 No.6

2016
210mm× 297mm
針金♯30



以上、個展 『わたしが いる。あなたが いる。』
2016年10月18日(火)から23日(日) 



アーティスト・ステートメント

針金で街の風景を描いている。
モチーフとなる街にここといった
明確な場所はないが、誰しもがいつだったかどこかで
見たような、行ったことがあるような、そんな気がする街だ。
街に人はおらず、ただただ建物が建ち並ぶ風景が続く。
作者である私の視線と作品を観る人の視線、
観る人どうしの視線が、無人の街の中で交差するとき、
街の音や温度、においなど
描かれていないはずのものたちがたちあがって見えてくる。
また、人がいないからこそ、普段、私たちが生活している中で
当たり前に存在しているものや人、
自分自身の存在について強く認識するものではないかと思う。
6枚から始まった街が今でも広がり続けている。
作り始めた時は繋がりのなかった一枚一枚の街たちが
結びつき、また一つの大きな街へと広がっていく。






2016
京都市美術館での展示風景



経歴:
1992  石川県金沢市出身
2015  京都嵯峨芸術大学 芸術学部デザイン学科
イラストレーション領域 卒業
2017  京都嵯峨芸術大学 
大学院芸術研究科デザイン専攻 修了

【個展】
2016 「わたしが いる。あなたが いる。」
(KUNST ARZT/ 京都)
2017 「Sampo」(ガレリア画廊/ 石川)
2018 「expand」(KUNST ARZT/京都)

【グループ展】
2017 グループ展「寛容な線たち 〜創生する形象〜」
(ギャラリー睦/ 千葉)
2018 2人展「拓く人」(cumono gallery/ 京都)
2018 3人展「記憶をめくる:a piacere」
(ギャラリー風雅/ 大阪)
2019 「第2 回 アートハウスおやべ現代造形展」
(アートハウスおやべ/富山)
2019 「第5 回 宮本三郎記念 デッサン大賞展
-明日の表現を拓く-」(小松市立宮本三郎美術館/石川)

【受賞歴】
2013 第2 回 東京装画賞2013 
学生部門 銀の本 賞 受賞
2013 第23 回 京都広告賞 
新聞広告部門 佳作 受賞
2016 日本ブックデザイン賞2016 入選
2017 第45 回 京都嵯峨芸術大学+ 大学院
制作展 大覚寺賞、卒業生特別賞 受賞







2015
京都市美術館での展示風景









a place 1
2018 針金♯30 455×380×100 mm
sold

a place 2
2018
針金♯30 455×380×100 mm
sold