宮崎 遼 個展 「supernature」
ryo MIYAZAKI solo exhibition
supernature

2016年6月14日(火)から19日(日) 
12:00から18:00







KUNSTARZT では、昨年に引き続き、宮崎遼の個展を開催します。
宮崎遼は、主に鉄を素材に、
あえて“自然の形態”を表現するアーティストです。
「琳派FOREVER」展(2016)では、一見すると琳派どころか、
ゴロリと“石”が置かれただけの展示でした。
しかしその素材は鉄であり、かつ“超自然 / 人為的な自然の擬態”であり、
いい意味でその異様さは際立っていました。
アーティストとして生きていくことへの葛藤、社会的制約を、
石の形態が様々な自然環境下において力が
加わってきた証である事に重ね合わせて、
“超自然”作品を制作表現しています。
ただの石ころなのか、ダイヤモンドの原石なのか、
どうぞご自身の目でご覧下さい。
(KUNSTARZT 岡本光博)




「supernature」
2016

1300×500×500 mm  

「supernature」
2016
映像(音センサーにより反応)




「discreature」
2014

300×700×300 mm




「supernature」
2016

350×180×230 mm



 

supernature


2015




supernature


2014




toyama form

鉄、木
2014



discreature

2013




【アーティスト・ステートメント】

硬く、重く、冷たい。鉄という素材が持つ性質は、
見る者に圧倒的な無機物イメージを与える。
discreatureは、私が筋肉や樹木の幹をみて感じる有機的形態を、
鉄で表現することによって、
ひとつの作品の中に相対したイメージを混在させ、
鑑賞者に非現実的体験を与える試みである。

Iron is a material that normally gives us
the impression to be hard, cold and heavy.
A series of iron pieces, “discreature” has tried
to turn the impression into the one to be soft, warm and light.
The pieces are mostly formed by bundles of iron rods
like muscle tissue and their forms make us imagine roots.
The organic impression of the iron piece makes
the positive contradiction between its form and its material.


discreature

2011




略歴

1987年 富山県 生まれ
2013年 富山大学大学院芸術文化学研究科修了
2016年 京都拠点

個展
2012年 ハウモノアウトサイド (富山 小杉カントリークラブ)
2012年 ハウモノインサイド (富山 geibungallery)
2013年 ハウモノインサイド2 (富山 北日本新聞社ギャラリー)
2013年 ハウモノインサイド2(北日本新聞社ギャラリー)
2015年 discreature (京都 KUNST ARZT)
2016年 supernature (京都 KUNST ARZT)

グループ展
2011年 富山県展 彫刻部門 大賞
2012年 越中アートフェスタ 立体部門 大賞
2013年 No More Wall(富山geibungallery)
2014年 見参(東京 タワーホール船堀)
2014年 高岡クラフト市場街、インスタレーション展示 (富山uwaya)
2015年 whole art catalog (東京 Gallery Face to Face)
2016年 琳派FOREVER展 (京都文化博物館)





discreature

2013


















「supernature」
2016

1300×500×500 mm  
sold

「supernature」
2016

350×180×230 mm
\ 42,000

「discreature」
2014

300×700×300 mm
\ 84,000

discreature

2015
\40,000
discreature

2014
\30,000
supernature

2015
\40,000
supernature

2015
\35,000