彌永 ゆり子 個展
IYANAGA Yuriko solo exhibition

イメージズオアペインティングス
images /or paintings

2017年10月24日(火)から29日(日) 
12:00から18:00


KUNST ARZTでは2度目となる
彌永ゆり子の個展を開催します。
彌永ゆり子は、ペイントソフト上での
描画過程を“絵画化”することで、
絵画と動画の関係に新しい視点を
与えるアーティストです。
ネット上に溢れる膨大なイメージから
独自の感性でモチーフを選択し、
過程が記録されるパソコンのシステム上で描き出し、
そのイメージにあう“額”も同様にネット上から選択し、
ベニアなどに描き出した枠がTVモニターにはめ込まれます。
デジタルなシステムを通して、ベタに描き出すという
身体的なアナログ要素と絵画にはありえない“時間”を
取り入れることで、独自の絵画/動画を生み出しています。
ご注目頂ければ幸いです。(KUNST ARZT 岡本光博)




videochat(portrait in portrait)

2017
映像(Raspberry piによる),額(キャンバスに油彩)
1420×680×60mm




lucid figure

2017
映像(Raspberry piによる),額(キャンバスに油彩)
910×1060×140mm




京都新聞 2017年10月28日 
小吹隆文さん「彌永ゆり子」展評




portrait

2016
映像モニター、絵画フレーム



アーティスト・ステートメント

たくさんの情報の中で見過ごされているような
ありふれたイメージ、ありふれた瞬間の中から
自分の感覚に依って選んでいく。
そうすることで、選んだものの見えかたが
変化していくことに面白みを感じている。
・たとえばある対象についてインターネット上で
画像検索し、膨大でランダムなイメージの群から
いくつかを選ぶ。
それをモチーフとして絵に描いていくとき、
どのようにそれを描くかによって
イメージの細部も取捨選択されていく。
・また、たとえばパソコンで描いた絵は、
複製できることや静止していること、
物質として存在しないことなど様々な理由で、
「絵」というよりは、ありふれた「画像」として
見えてきてしまう。
それを「絵」として見るしかけとして、
絵画の形式をとることをする。
たとえば、モニターに表示しそれを壁にかける、
あるいは額装する。
描画過程を見せることには、アナログで描いた時の
マチエールに代替するような役割を期待している。
・額装も、単なる額装でなく、インターネット上で
画像検索して見つけた膨大な額縁のイメージから、
描いた絵のイメージに合わせて選び、またそれも描いていく。
 こうして、膨大な情報に埋もれていたもの
ひとつひとつが、自分が選び見つけていき、
見せ方を選び、考え、組み合わせていく過程によって、
不思議と主張しはじめる。
それは自分にしか見せられない風景かもしれない。



1991年 神奈川県横須賀市生まれ
2016年 京都市立芸術大学 美術学部
美術科 油画専攻 卒業
現在 京都市立芸術大学 修士課程
美術研究科 絵画専攻 油画 在籍

個展
2016 年 "Entity - Painting"/ KUNST ARZT

グループ展等
2009年 第30回美工作品展 / 京都市美術館
2012年 「うい展」 - 金沢美術工芸大学
2012年 「SQUAT 2012」  / 新京極商店
2014年 「十人展」 / 京町屋ぎゃらりぃほりかわ
2015年 「祝2015」 / 京都市立芸術大学 大ギャラリー
2017年 「第一回 彌永ゆり子と西森加奈の楽しい展示」
/ 京都市立芸術大学




still-life

2015
映像モニター、絵画フレーム




彌永 ゆり子 個展
Entity - Painting
2016年7月19日(火)から24日(日) 
より















videochat(Kyoto - London)
2017
映像(Raspberry piによる),
額(キャンバスに油彩)
750×410×370mm
\ 120,000
(24インチTV、データ込み)

kurt(out of focus)
2017
映像(Raspberry piによる),
額(キャンバスに油彩)
820×980×80mm
\ 180,000
(37インチTV、データ込み)

lucid figure
2017
映像(Raspberry piによる),
額(キャンバスに油彩)
910×1060×140mm
\ 180,000
(37インチTV、データ込み)