石田 小榛 個展
ISHIDA Koharu solo exhibition

存在するとは別の仕方で
otherwise than being

2023年7月11日(火)から16日(日) 
12:00から18:00

KUNST ARZT では、2年振り4度目となる
石田小榛の個展を開催します。
石田小榛は、目に見えるものだけの前提を
崩すことを試みているアーティストです。
これまで、写真の「映り込み」や「白飛び」といった
エラーを物質化し、写真と現実のズレを表現してきました。
本展では、空虚な空間に感じる気配をイメージキーとして、
写真や立体の他、映像やCG表現も加えた構成です。
*HYPER GALとしてのミュージシャンの顔もあります。
(KUNST ARZT 岡本光博)



アーティストステートメン

目に見えるものだけの前提を崩していく。



展覧会ステートメント

社会の果てを体現したような空っぽの
ショッピングモールに彷徨う気配は、
過去の亡霊か、未来の予知夢か。


PRESS RELEASE



ISHIDA Koharu (b.1995,Hyogo pref) is both a musician and an artist
who attempting to break the assumption that only what is visible.
She earned her MA in Printmaking Course
in the Kyoto Seika University.




まぶたの裏で光る
2021
真鍮、合板、印画紙
1057×758×30o




my cinnamon
2021
真鍮、印画紙




2つの空白
2021
真鍮、樹脂、印画紙
325×274×30o each




CONTOUR OBJECT

2020
インクジェットプリント、真鍮




個展 「line to see」(2020)より




個展 「see the same thing」(2018)より




whiteout

2018
発泡スチロール、光沢紙、ターポリン

風景写真の中からモチーフを抜き出し
発泡スチロールで実寸大のオブジェにする。
抜き出されたモチーフは写真の中で白く塗りつぶされる。
モチーフは質感や色を失い輪郭とサイズ感だけの存在になるが、
写真とオブジェを照らし合わせることで
そのものが何かを判別することができる。
写真と現実の往復と感覚の共有をコンセプトにした作品。




phase

2017
アクリルボックス、生花、OHPフィルム

時間の経過をコンセプトにした作品のシリーズ化



経歴

1995 兵庫県生まれ
2020 京都精華大学大学院芸術研究科
博士前期課程修了

個展
2018「see the same thing」KUNST ARZT(京都)
2020「CONTOUR OBJECT」ANAGRA(東京)
2020「line to see」KUNST ARZT(京都)
2020「Brightness, will tell you.」Lights Gallery(名古屋)

グループ展
2018「SICF19」南青山スパイラルホール(東京)
2018「第43回全国大学版画展」
町田市立国際版画美術館(東京)
2018「プラグマのダンス」 Kumagusuku(京都)
2019「切り取るための風景」Kumagusuku(京都)
2019「架空の怪獣について」ギャラリー恵風(京都)
2019「kino print」ギャラリーヒルゲート(京都)
2021「Kyoto Art for Tomorrow 2021
-京都府新鋭選抜展-」京都文化博物館(京都)





輪郭のオブジェ#1
2020
インクジェットプリント(B1サイズ)、
真鍮、ラッカースプレー
\ 50,000

loom up
2018
ラッカースプレー、
マット紙にインクジェット
\ 10,000 ed.5
(シート、額代 + 20,000)

loom up
2018
ラッカースプレー、
マット紙にインクジェット
\ 7,000 ed.5
(シート、額代 + 6,000)

loom up
2018
ラッカースプレー、
マット紙にインクジェット
\ 7,000 ed.5
(シート、額代 + 6,000)

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