oozing

2018
映像 3'46''
言葉と言葉の間に無自覚に挟んでしまう” ええと、あの、まぁ” などに
代表される、「フィラー」と呼ばれる言葉がある。
通常、会話の中では意味を持たない言葉に着目し観察した。
<repetition / background / rhythm>




肥後 亮祐 個展
バードカービング

HIGO Ryosuke solo exhibition
Bird carving

2020年7月14日(火)から20日(日) 
12:00から18:00

KUNST ARZT では、肥後亮祐の初個展を開催します。
肥後亮祐は、慣例や常識を問い、
アートを通して考察するアーティストです。
これまでの仕事は、
<fictitious / propagation>、
<repetition / background / rhythm>、
<recording / sampling>、
<perception / arrangement / relation>
という4つのゆるやかな枠組みに分類されます。
<repetition / background / rhythm>に分類される
「oozing(2018)」は、インタビューの内容を切り捨て、
回答者が、“ええと、あの、まぁ”と発話した場面のみを抽出し、
その際の仕草や表情を3つのカットに分けた映像作品であり、
「写真新世紀展2018」の受賞作品でもあります。
<fictitious / propagation>に分類される本展は、
前作「Sandy Island(2020)」の考察をさらに進展させます。
ご注目ください。
(KUNST ARZT 岡本光博)



press release



Sandy Island

2020
ミクストメディア

Sandy Island はニューカレドニア島北端から
西北西約 400km に存在していたとされる島である。
現実には存在していなかった Sandy Island は
地図上に迂回ルートを発生させ、
現実の人々は実体のない場所を迂回し続けた。
<fictitious / propagation>


アーティスト・ステートメント

すでについた足跡を自分が踏もうとした時、
他者との間に奇妙な繋がりを感じ、踏む事を回避する。
その位置に誘導されたような感覚は
どこか捏ち上げられたように思えてならない。






2018
映像
対話 10'33''、 テキスト 4'13''

蚤の市で売られている壺は値段がバラバラで
高額な壺のすぐ隣にガラクタ同然の値段の壺が並んでいる。
壺の価値どころか、その壺自体も
でっち上げられたように思えてならない。
これらの映像は壺について質問を繰り返す対話と
意味の分岐を繰り返すテキストである。
<fictitious / propagation>



経歴

1995 北海道生まれ
2019 京都精華大学 芸術学部 メディア造形学科
版画コース 卒業
2020 京都市立芸術大学大学院 美術研究科
博士前期課程 絵画専攻 構想設計 在籍


グループ展
2018 「写真新世紀展2018」東京都写真美術館 (東京)
2018 「あけくちに長靴」京都精華大学T101 (京都)
2019 「京都精華大学展 卒業・修了発表展2019」
京都精華大学 (京都)
2019 「KG+ 2019 Special Exhibition
写真新世紀[第41回公募]受賞選抜 展」GALLERY Ann (京都)
2019 「A-Lab Artist Gate 2019」
あまらぶアートラボ A-Lab. (兵庫)
2020 「2019年度京都市立芸術大学作品展」
京都市立芸術大学 (京都)



flowchart

2019
ペン、インク、ワイヤー、水、ガラス容器
サイズ可変

fowchart とは複雑なプロセスや
プログラムの流れを視覚化するという意味の、
プログラム設計などで用いられる図表の名前である。
この装置はペンから流れ出るインクを
用いて、外部の環境を記録する。
ペン先から流れ出るインクは
一定時間視覚化され、水の中へ消える。
外に大きな変化がなければ単線的に収束し、
少しでも変化があると複雑化したり、途切れたりする。
<recording / sampling>