林 葵衣 個展 「声の痕跡」

HAYASHI Aoi solo exhibition
Traces of voice

2017年7月8日(土)から16日(日)
12:00から18:00 月曜日休み



KUNST ARZT では、林葵衣の個展を開催します。
林葵衣は、光や音などを視覚化する試みを通して、
世界のありようを見つめるアーティストです。
本展は、声を出しながら口をキャンバスにあて、
口紅の痕跡をタブロー化する“唇拓”の
phonationシリーズからの構成です。
KUNST ARZTのある建物のオーナーらへの
取材を通して得た「土地の記憶」をベースに、
発音内容を構成、“唇拓”したタブロー
などの構想です。
一見、キスマークが溢れているような印象ですが、
実際は薄い唇の皮を酷使する過酷なパフォーマンスであり、
そのギャップも魅力です。
ご注目頂ければ幸いです。(KUNSTARZT 岡本光博)




time lag

2017
キャンバスに口紅
450×1117mm




noise -5/22-

2017
キャンバスに口紅
1000×1000mm




time of dialog film

2017
キャンバス、口紅
227×158mm




time of dialog KANEL

2017
キャンバス、口紅
200×200mm




I was here

2017
木枠、オブラート
410×318mm






アーティストステートメント

声は、過去を想像させ、時間を遡らせてくれる。
2017年6月に舞台美術を務めた演劇で、
テレサ・ハッキョン・チャというアーティストが書いた
「ディクテ」というテクストに出会った。
韓国に生まれ、アメリカに逃れ生きた彼女は、
母国の歴史や複数の言語、声を生きる中で
変容する身体、アイデンティティの探求を、
書物という形で残した。
「ディクテ」に触れることで、ルーツを探る、
時間を遡るという行為に心惹かれた。
過去を見つめると、現在をとりまく環境、
そして自身が、より鮮明に見えてくる。
タイムカプセルを開き、また閉じたあとに見る景色は、
以前見ていた景色よりも、奥行きが生まれている。
タイムカプセルに閉じ込めるように、声を保存する。



経歴

1988 京都府出身
2011 京都造形芸術大学 情報デザイン学科 映像メディアコース 卒業
2013 京都造形芸術大学 修士課程 修了

Solo Exhibition
2016 「水の発音」/ アートスペース虹・京都
2014 「Public Score」/ つくるビル・京都 
2013 「OverLay」/ gallery near・京都
2011 「RE 」/ C.A.P. STUDIO Y3・神戸
2009 「カラダカラニジムコエ」/ Galleryはねうさぎ・京都
2008 「メヲアケテミルユメ」/ Galleryはねうさぎ・京都
Group Exhibition
2016 「きょうとカレント 2016」/ 京都市美術館別館
2015 「timelake-時間の湖-展 in 新風館」/ 新風館・京都
2015 「timelake05 森の中の湖展」Art Spot Korin・京都
2012 「脈 vol.2 ゆきてきゆ」/ Gallery PARC・京都
2011 「表面張力」/ art project room ARTZONE・京都
2010 「春雷 」/ art project room ARTZONE・京都

舞台美術
2017  したため#5「ディクテ」/ アトリエ劇研・京都 ※予定
2016  したため#4「文字移植」/ アトリエ劇研・京都 
ぽんプラザホール・福岡



ふね

2015
180×140mm
キャンバス、口紅




ship

2015
180×140mm
キャンバス、口紅













noise -5/22-
2017
キャンバスに口紅
1000×1000mm
\ 150,000

time lag
2017
キャンバスに口紅
450×1117mm
\ 100.000

time of dialog 電燈発電所
2017
キャンバス、口紅
333×190mm
¥40,000